選ばれる介護施設とは ~相談員の立場から~

皆さんこんにちは。

Harukichi@社会福祉士です。

 

さて先日、こんなツイートをしました。

 

「相談員は施設の顔」

この言葉だけ見ると、ちょっとインパクトが強いかな、と思いますが…なぜそのようなツイートに至ったのか、私の考えを今日は書いていこうかと思います。

 

介護施設の相談員は、(受付職員を除いて)今後入所を考えている高齢者のご家族が一番最初に会う施設の職員です。

想像してみてください。不安な気持ちで訪ねた介護施設。大事な家族の今後の生活を任せるに値するのか、短い時間で見極めなければならない。そう思っているときに現れたのがイケメンだったら、見惚れて話が入ってきませんよね?私だったら、有村架純さんが来てくれたら説明も聞かずに申込書に記入してしまいます!

 

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という話ではなく、清潔感の無い方だったらどう思うでしょうか。シャツがしわだらけだったりだらしなく出ていたりしたら?口臭がきつかったら?ひげが伸びていたら?あげるとキリがなくなりそうですが。

整形しろ、ということではなく、見た目に気を遣え、ということです。

え?マスクしているからひげは見えないでしょ?という声が聞こえてきそうですが、関係ありません。ひげは出勤前に必ず剃れ、です。

アイロンをかける余裕がなければ、形態記憶のシャツを買うのです。ポロシャツなど施設の制服があるのであれば、正しく着ましょう。

 

そして一番最初の挨拶は、穏やかにかつはきはきと。

笑顔で目を合わせることができれば、なおよいかと思います。

だからマスク、と思っているあなた、関係ないですよ。口元を見せることはできなくでも、笑顔は作ることができます。目の様子でわかりますからね。

 

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さて、ご存じでしょうか。メラビアンの法則

ここでは詳しくは語りませんが、第一印象というのは初めて会った瞬間の3~5秒で決まるそうです。そのたった数秒で得られる情報は多くありません。だからこそ、上の図のような割合になるのでしょう。

 

また、第一印象が8割、なんて言葉もよく聞きますよね。

もしかしたら、ファーストコンタクトの時点で8割方、申し込むか申し込まないか、決まっているかもしれません。

そう考えると、いくら提供するサービスの内容が良くても、説明の仕方が上手でも、挽回するのは難しいと思いませんか。

 

だから、「相談員は施設の顔」なんです。

 

ちなみにですが、施設自体の見た目の清潔感も大切です。予定がない限り、私が一日の一番最初に行う業務は掃除です。施設内を歩いていてゴミに気づいたら、拾うことを心がけています。

 

昨日はこんなツイートもしました。

ちょっとタイトルは変わりましたが、関連付けて。