社会福祉士の給与upはどうなるの?

皆さんこんにちは。

Harukich@社会福祉士です。

本日は自民党総裁選があり、新総裁には岸田文雄氏が選ばれましたね。仕事の合間にニュースで見ましたが、まずは菅総理、お疲れさまでした。安部前首相もだいぶお痩せになった印象でした。

私は評価する立場にありませんので今までのコロナ禍での対応如何について述べるつもりはありませんが、今後は願わくば

・ワクチン接種の加速化

マイナンバーカードと接種履歴の紐づけ

・コロナ貧困家庭への給付金支給

と、withコロナ時代をみんなで生き抜けるような政治を実行していただきたいと思います。せっかくマイナンバーカードの推進をしているのだから、今の時勢にあったボーナスをつければいいのにな、と思う今日この頃です。

そんな中で気になるニュースを見つけましたので紹介します。といってもご存じの方も多いかと思いますが…

www.sankei.com

岸田文雄氏が総理大臣になった後には、介護士や保育士等エッセンシャルワーカーの給与を上げる政策に取り組んでくださるようですね。保育士に関しては現場を離れて長いので処遇改善の内容はわかりかねますが…介護士に関しての処遇改善に関する政策は既になされており、しっかりとした企業であればそれなりの給与がもらえているはずです。特定処遇改善加算というものもございますので、10年以上勤務を継続しており夜勤も行っている介護職員の給与は、すごい額になっているのではないでしょうか。もしかしたら、介護施設においては事務長や施設長(施設長が医師の場合を除く)より一般介護員の方が手取り額が多くなる可能性もあるかもしれませんね。

ただし、「加算」である以上は算定できるだけの体制を整えている必要があることと、企業がきちんと職員に還元する、という意識を持っていることが条件かと思います。

 

さて問題は、エッセンシャルワーカーの中に我々社会福祉士は含まれるのだろうか、ということです。

社会福祉士の必要性は説かれて長いかと思いますが、社会福祉士という資格が名称独占である以上、社会福祉士にしかできない業務というものは無いのですよね。

私は医療と介護の二分野で社会福祉士として働いてきましたが、いずれも人員配置基準上社会福祉士が必置な職場ではありませんでした。病院によっては社会福祉士がいなければならない病棟があったり、加算を算定するにあたり社会福祉士の配置が必要であったりはしますが、我々の業務そのものが直接お金になるか、というとそれは現状難しいわけで。

ツイートにもあるように、我々の業務は評価がしづらいのですよね。

そして加算として給与に反映される額も、介護士をしている方が多く、手取り額も高くなる。

となると、今後社会福祉士になる人材は減るのではないか。また資格を持っていても社会福祉士として活動する人材は少なくなってしまうのではないか。社会福祉士の、ソーシャルワーカーの仕事がしっかりと評価される仕組みづくりをしてもらえたらな、そう思います。

 

最後に一言。「ノーサイド」という言葉を使うのであれば、「ノーサイド ワンチームで」にすれば良かったのにな、と思う元ラガーマンでした。